ストックフォトで作品を公開し販売するのは、それなりのノウハウがあります。
そんなノウハウについての情報交換をしています。
大雑把にいうと、
ストックフォト向きの作品と、不向きな作品がある。
ということになる。
多くの場合、ストックフォトを使う場面は、コマーシャルなイメージとしてだ。
商品や企業のイメージとして、写真やイラストを使用する。
予算が潤沢であれば、クリエイターに依頼して、まったくの新作を作ってもらう。
しかし、そうではないとき、コストの安いストックフォトの出番となる。
広告などで使いやすい作品、使い勝手のいい作品が、ストックフォトに求められている作品だ。
個性は必要だが、かといってアクの強い個性や芸術性は、用途が限られる可能性が高い。
芸術性で勝負したいのであれば、ストックフォトはやらない方が良い。写真家、あるいはイラストレーターとして、名前で売れる作家を目指す道に進むことを勧める。
いわば、一流への道だ。
ストックフォトで作品を売るというのは、名前で売るほどの作家ではないが、趣味のアマチュアでは満足できないブロ指向の人たち……と、いえるかもしれない。
まがりなりにも作品を売っているので、ストックフォト作家もプロの端くれである。
収益の多少はあるだろうが、プロとしての自覚と矜持を持つべきだろう。
そして、そこにはストックフォトならではのノウハウがある。