ついに100万円を切った中判ミラーレスカメラ登場

ついに100万円を切った中判ミラーレスカメラ登場

いよいよというか、ついにというか、噂が先行していた中判ミラーレスカメラが正式発表された。
おいそれとは買えない価格ではあるが、カメラ好きには魅力的なカメラに仕上がっているようだ。

富士フイルムの中判ミラーレスカメラ「GFX 50S」の価格発表 標準レンズと合わせて100万円切り ITmedia LifeStyle

 富士フイルムは1月19日、中判サイズ(43.8×32.9mm)の大型イメージセンサー「FUJIFILM Gフォーマット」を採用したミラーレスデジタルカメラ「GFX 50S」とGFレンズの価格と発売日を発表した。

GFX 50Sの価格はオープン価格となっており日本円では提示されなかったが、US6499ドル(そのまま換算すれば約74万円)で2月下旬に世界同時発売する。

富士フイルムの中判ミラーレスカメラ「GFX 50S」
富士フイルムの中判ミラーレスカメラ「GFX 50S」

いいっすね!(^_^)

これまで中判といえば、国内メーカーではPENTAX、海外ではPhase Oneやハッセルブラッドなどしか選択肢がなく、しかも価格はべらぼうに高かった。

また、カメラの大きさそのものも大きく、スタジオカメラとしてならまだしも、アウトドアでの撮影には不向きだった。まぁ、プロ用カメラとしての中判なので、それでもいいのかもしれないが、携帯性に優れた中判の登場は待ち望まれていた。

私は、フイルムカメラ時代に、マミヤの645を使っていた。中判フイルムカメラは、各社が出していた時期があり、価格的にも手を出せる機種もあった。ただ、645でもずんぐりした箱形の大きさで、35mmのカメラに比べて持ち運びには難儀したものだ。

フイルムの場合は、デジタルでいうところの画素数はどのカメラも同じ。粒子の細かさはフイルムメーカーの違いでもあった。画素数は変わらないので、より高画質の写真を撮るためには、フイルムを大きくするしかなかった。プロのカメラマンは、ブローニーフイルムを使うカメラが主流だったのだ。

昔話ついでに、フイルム時代のストックフォトに触れておこう。

フイルム時代は、ストックフォトという呼び名ではなく、「レンタルポジ」と呼ぶのが通例だった。フイルムがポジフイルムだったからだ。
そのフイルムのサイズは、4×5(しのご)が中心。単位はインチなので、102×127mmの大きさだ。
ハガキくらいのサイズ。だから、デカい(^_^)
カメラも当然デカい。プロのフォトグラファーは、そのカメラで風景などの野外撮影をしていたのだから、大変な苦労をしていた。しかも、連写などはできないので、1枚の撮影ごとにフイルムを交換しなくてはいけない。

次いで多かったのは、6×7(ろくなな)サイズの中判フイルム。こちらの単位はセンチだが、厳密なサイズは56×69mmになる。
レンタルポジの写真を探すときは、ポジを取り扱うラボにいって、人力でポジの入った棚から一枚一枚のポジを見ながら、手作業で探した。それで1日潰れるような作業だ。
「ポジ探しに、ラボ、行ってきま〜す」
といって、その日の仕事はラボで過ごすことも多かった。いくつかのラボをハシゴしたりもした。それはそれで楽しかったけどね(^_^)

ストックフォトで645のフィルムはほとんどなかった。当時は、645はハイアマチュアのためのサイズであり、プロは使わなかったのだ。

と、話を現代に戻して。

デジタルでは、センサーを大型化するのが技術的・コスト的に困難なため、35mmサイズのいわゆるフルサイズが主流になっている。
しかし、最近では画素数が5000万画素を超える機種が増えてきて、その延長線で大型センサーも作りやすくなった。センサーの製造工程では、大きなウエハーで作って、使用するサイズにカットして加工する。そのカットするサイズを大きくすればいいので、大型センサーを作ること自体は難しくない。

ただ、大型化すると回路が複雑になり、不良品の発生が高くなるため、歩留まりが悪くなる。画素数が微細になるほど歩留まりが悪くなるため、大型センサーは難しかったのだ。

GFX 50Sが100万を切る価格にできるのは、その製造技術が高くなった証だ。
74万円は高いのだが、私のNIKON D800とレンズ群を足せば軽く100万は超えているので、買えない価格ではない(^_^)b
ただ、すぐにはその資金が出てこないということだ。

欲しいね、このカメラ(^_^)

 


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