作家直販サイトの構築・顛末記(2)

作家直販サイトの構築・顛末記(2)

作家直販サイトの構築・顛末記(1)の続き。

Paypalのビジネスアカウントを用意する

Sell Mediaの詳細説明に入る前に、大事なことを用意しておく必要がある。

それは、作品を購入してもらうときの決済の方法だ。

決済方法は、確実で使いやすく簡単な方法がよいに決まっている。ネットショップでは、クレジットカードや銀行からの引き落としなどが使われるが、個人運営では敷居が高く、維持費や手数料も高い決済方法だ。
また、決済に関わる手順と手間も自動化したい。つまり、サイトのページ上で、すべてが完結する方法にしなくてはならない。

そこで利用するのが、Paypalである。Sell MediaはPaypal決済に対応している。

Paypalに馴染みのない人もいるだろうが、海外ネットショップの決済では定番といってもいいほどポピュラーな方法だ。
詳しくは、Paypalのサイトの説明を参照してほしい。

購入者として利用する場合には、Paypalのアカウントを作って、使用するクレジットカードやデビットカードを登録しておけば、支払時にPaypal経由で代金の支払いが行われる。この際、購入者側には一切の手数料はかからない。手数料を払うのは、決済手段としてPaypalを利用するショップ側である。

現在のPaypalは日本語サイトが用意されているが、私が利用し始めた十数年前は英語サイトしかなく、日本ではあまり普及していなかった。私は海外のネットショップで趣味のアイテムを頻繁に購入するため、日常的に使っている。

Paypalを販売者が決済方法として利用する場合には、ビジネスアカウントを作る必要がある。
ビジネスアカウントについては右を参照→ 決済サービスを導入

手続きは少々面倒だが、これを作らないと決済方法を導入できないので、説明を見ながら作っていこう。アカウントを作ること自体は無料なので、作っておいて損はない。

手数料は安く……

Paypal手数料
Paypal手数料

……となっている。

Paypal決済をするための設定

ビジネスアカウントを取得するには、本人確認書類の提出が必要なので、承認されるまでには少々時間がかかる。
承認されてから、Paypalにログインすると、アカウント設定(右上メニュー) > ビジネスの設定 > アカウントの設定 に以下のように表示される。

Paypalビジネス設定
Paypalビジネス設定

3つの項目がすべてクリアされていれば、Paypalを決済として利用できることになる。

設定項目はいろいろとあるのだが、利用する人の状況に合わせて、適宜設定項目を入力していく。
最低限必要なことだけピックアップしておく。

プロフィール設定

アカウント設定(右上メニュー) > プロフィール設定 を開くと、「事業情報」の設定がある。

Paypal事業情報
Paypal事業情報

個人情報の部分はモザイクにしたが、ここにそれぞれの情報を入力しておく。
私は個人事業主として「CAT Studio」という屋号を使っていたため、この屋号でビジネスアカウントを作っている。今回作ったサイトだけでなく、他のサイトでも利用することを見据えているためだ。個々の事情に合わせて設定するといいと思う。

メールアドレスは、Paypal決済する場合の連携に必要なもので、Sell Mediaの設定項目で入力が必要となるメールアドレスである。ここには複数のメールアドレスを設定できる。

2番目の「財務情報」には、購入者として利用する場合のクレジットカード情報や、販売者としての売上金を受け取る銀行口座を登録する。

3番目の「アカウント設定」には、以下のようになっていることを確認する。

Paypalアカウント設定

Paypalアカウント設定4番目の「販売ツール」の設定は、特に重要なので注意!

Paypal販売ツール
Paypal販売ツール

この中の、一番下にある「Paypalボタンの言語コード化」の設定を開く。

Paypal言語のエンコード
Paypal言語のエンコード

言語エンコードの画面が出てくる。
デフォルトは「日本語」になっているのだが、これだとSell Mediaが正常に動作しないことが、サイト制作過程の開発元への問い合わせで判明した。
Sell MediaはUTF-8で動作するので、ここの設定を変える。

Paypalその他のエンコードオプション
Paypalその他のエンコードオプション

ここでエンコードオプションを「UTF-8」にする。
UTF-8を選択すると、ひとつ前の画面では「西欧言語(英語を含む)」が自動的に選択されるが、それは特に問題はないので気にしなくていい。

Paypalの設定で、最低限必要な設定はこんなところだ。
これで直販サイトとしての決済方法が利用できるようになる。

作家直販サイトの構築・顛末記(3)につづく)


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