返信先: 広告の制限

#1776
ISAYAMA
ISAYAMA
キーマスター

Chromeの広告ブロック機能は、ユーザビリティの面から容認されると思いますよ。
というのも、広告を見るかどうかの選択肢を、ユーザーが選ぶ権利として考えられているからです。
マルウエアやスパムを防御する意味もありますが、それよりも広告の表示・非表示の選択権はユーザーにあるとするのが、最近の流れだからです。

強制的に広告が表示されることに対する批判は、古くからありましたが、選択肢をユーザーに与えることで、Google側が責められることを回避しているのだと思います。

当然、そうなればGoogleとしても広告の露出が減り、収益源が減ることになります。
そのリスクを考慮しても、広告表示の意思表示をユーザーに委ねることにしたのでしょう。

また、それによって収益源が減ることを見越しての、有料会員制なのだと思います。
有料会員は、単に広告非表示だけでなく、ほかのメリットも付加してますからね。

おそらく、Googleの思惑としては、広告をブロックされる率に関して、全体として見た場合、それほど大きなダメージにはなっていないのでしょう。

もっといえば、広告で収益を上げるビジネスモデル自体が、そろそろ限界になりつつあるように思います。
というのも、企業が自らコンテンツを発信することで、有効な宣伝ができるようになりつつあるからです。広告を出すのは、数打ちゃ当たるの物量作戦ですが、自社のコンテンツとして発信すれば、確実にニーズのあるユーザーに届きます。その方が効果的なのです。

YouTubeには企業の公式チャンネルがありますが、そこの登録者が多ければ、顧客となり得る人に、直接訴求できます。無駄に大量の広告を出すよりは、効果も期待できます。
不特定多数に対する広告と、特定のユーザーに対するコンテンツの発信と、そのバランスが変化している過渡期だと思います。

広告掲載の最低基準を設けたのも、そうした流れの一環でしょう。
Googleにとっては、YouTubeはあまり儲かってない部門ですからね。プラットホームと導線としての役割を重視しているように思います。